Adenium arabicum
アデニウム・アラビクム

アラビア半島原産のアデニウム・アラビクム





アラビア半島原産のアデニウムの仲間、“アデニウム・アラビクム”です。
株高:約27cm(葉含む)
Apocynaceae Adenium
キョウチクトウ科アデニウム属
アラビア半島 - 紅海沿岸地方
一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。
アデニウムの仲間を栽培する上で日光はとても重要で、日光が不足すると幹や枝が徒長してしまい、軟弱な株になってしまいます。
また、日光不足の状態で長時間栽培すると根腐れを起こしたり、株の内部から腐敗しやすくなります。
アデニウムの栽培では風通しも重要な要素で、風通しの悪い場所ではコナカイガラムシ等の害虫や病気が発生しやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりや風通しには特に注意しましょう。
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
直射日光の当たる場所では真夏は毎日水やりしても問題ありません。むしろ梅雨明け以降は雨ざらしにし、雨風に当てた方が調子よく育ちます。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉や花芽が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を混ぜ込んでおいても良いと思います。
アデニウム・アラビクムは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、硬い表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かにつけています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
種小名の 'arabicum' はそのまま“アラビアの”という意味。
“砂漠の薔薇”の和名で有名な 'Adenium obesum' と似ていますが、より塊根が丸くどっしりと太りやすいのが特徴です。しかし、花の色や形も似ていて、その他の違いははっきりと断言するのが難しい種でもあります。
花が満開になった時期を狙って写真を撮ってみました。isla del pescadoでは毎年暖かくなり始めたころに花が咲き始めます。たまに葉が出た後に花が咲くこともあります。
花はピンク色が鮮やかで、ユニークな幹に劣らず、とても綺麗な姿をしています。くっきりとした色が印象的です。
アラビクムは、成長が早いオベスムと違ってゆっくり成長し、あまり背が高くならずに横に広がるように大きくなります。エキゾチック盆栽といった見た目がたまりません。
アラビア半島出身だけあって、寒さにとても弱いのが難点です。冬は暖かくすごさせるように気をつけましょう。
【サイズ】
株高:約27cm(葉含む)
【科・属】
Apocynaceae Adenium
キョウチクトウ科アデニウム属
【原産地】
アラビア半島 - 紅海沿岸地方
【置き場所】
一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。
アデニウムの仲間を栽培する上で日光はとても重要で、日光が不足すると幹や枝が徒長してしまい、軟弱な株になってしまいます。
また、日光不足の状態で長時間栽培すると根腐れを起こしたり、株の内部から腐敗しやすくなります。
アデニウムの栽培では風通しも重要な要素で、風通しの悪い場所ではコナカイガラムシ等の害虫や病気が発生しやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりや風通しには特に注意しましょう。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
直射日光の当たる場所では真夏は毎日水やりしても問題ありません。むしろ梅雨明け以降は雨ざらしにし、雨風に当てた方が調子よく育ちます。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉や花芽が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
アデニウム・アラビクムは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、硬い表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かにつけています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。