Commiphora simplicifolia
コンミフォラ・シンプリキフォリア
刺だらけの株姿をした灌木植物、コンミフォラ・シンプリキフォリア
刺だらけの株姿をした灌木植物、“コンミフォラ・シンプリキフォリア”です。
株高:約25cm
※挿し木
Burseraceae Commiphora
カンラン科ミルラノキ属
マダガスカル - トゥリアラ州サカラハ(Sakaraha)からマアボボカ(Mahaboboka)にかけて
年間を通して直射日光のよく当たるで管理します。
コンミフォラ・シンプリキフォリアは日光を非常に好むため、栽培環境下でもっとも日当たりの良い場所で育てましょう。
日光が不足すると枝が徒長したり、病気や虫に弱い貧弱な株になってしまいます。
また風通しの悪い場所も嫌うため、通風にも注意しましょう。
成長期の春から秋にかけては屋外で雨ざらしにして育てると丈夫な株に育ちます。
葉の展開が始まり、成長の続く春から秋にかけては用土が完全に乾燥する前に水やりします。
コンミフォラ属は多肉植物というより樹木に近い仲間のため長期間の断水に弱いところがあります。
成長期に水切れすると落葉したり、細根が枯れこんで株がダメージを受けやすいため、他のコーデックスプランツよりは水切れに注意してください。
また株が小さいうちは体内に貯水できる水分が少ないため、比較的水を欲しがります。
あまり乾燥させすぎると、そのまま枯れてしまうため注意しましょう。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは断水気味に管理します。
ただしコンミフォラ属は根張りが弱く、完全に断水すると細根が枯れ、翌春以降の立ち上がりが遅くなります。
また体内の貯水量が少ないため、最悪の場合はそのまま枯死する場合があります。
そのため休眠中も月に数回、軽く用土を湿る程度の水やりをすると細根や株の枯死を防ぐことが可能です。
寒い時期に水やりする場合は好天の続く気温が高い日を狙って午前中にごく少量の水やりし、気温の下がる夜間までにはほぼ乾いている程度にします。
春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性化成肥料を少量混ぜ込んでください。
コンミフォラ・シンプリキフォリアは寒さとても弱いため、冬は暖かい場所で管理します。
特に休眠期に水やりする際は根腐れや株の腐敗を誘発しやすいため、可能なかぎり高温を維持してください。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
マダガスカル - トゥリアラ州アナダボラバ(Anadabolava)からモロンダバ(Morondava)にかけてが原産です。
標高200mまでの海岸線沿いの低地で確認されること多く、ディディエレア属やコンミフォラ属の多く生えている乾性林に自生しています。
種小名の \'simplicifolia\' はラテン語で“単純な葉”という意味があり、\'simplicity\'(単純)+ \'folia\'(葉)の合成語です。
ほっそりした樹形をしたカンラン科の樹木に近い仲間で、成木は高さ3-5mほどの大きさに成長します。
幹からは細い枝を無数に伸ばし、枝は長く伸びるとやや下垂してきます。
枝の生える密度は濃く、葉が茂ると幹がよく見えなくなるほどです。
本種の最大の特徴は枝から生える無数のトゲです。
マダガスカルに自生するコンミフォラ属はあまりトゲの生やす種はありませんが、本種はその中でも異色といえるほど鋭いトゲを無数に生やしています。
まるでマダガスカルの固有種であるディディエレア属や、アフリカ大陸に多く自生するアカシア属のようです。
このトゲは葉柄が変化したもので、葉が脱落した後も永続的に残り続けます。
細い枝からは1-3cmほどの卵形から倒卵形をした展開します。
葉は明るい黄緑色で、種小名のとおり単葉です。
なお本種はどのような花を開花させるのか文献などにも詳しい記載がないため不明です。
【サイズ】
株高:約25cm
※挿し木
【科・属】
Burseraceae Commiphora
カンラン科ミルラノキ属
【原産地】
マダガスカル - トゥリアラ州サカラハ(Sakaraha)からマアボボカ(Mahaboboka)にかけて
【置き場所】
年間を通して直射日光のよく当たるで管理します。
コンミフォラ・シンプリキフォリアは日光を非常に好むため、栽培環境下でもっとも日当たりの良い場所で育てましょう。
日光が不足すると枝が徒長したり、病気や虫に弱い貧弱な株になってしまいます。
また風通しの悪い場所も嫌うため、通風にも注意しましょう。
成長期の春から秋にかけては屋外で雨ざらしにして育てると丈夫な株に育ちます。
【水やり】
葉の展開が始まり、成長の続く春から秋にかけては用土が完全に乾燥する前に水やりします。
コンミフォラ属は多肉植物というより樹木に近い仲間のため長期間の断水に弱いところがあります。
成長期に水切れすると落葉したり、細根が枯れこんで株がダメージを受けやすいため、他のコーデックスプランツよりは水切れに注意してください。
また株が小さいうちは体内に貯水できる水分が少ないため、比較的水を欲しがります。
あまり乾燥させすぎると、そのまま枯れてしまうため注意しましょう。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは断水気味に管理します。
ただしコンミフォラ属は根張りが弱く、完全に断水すると細根が枯れ、翌春以降の立ち上がりが遅くなります。
また体内の貯水量が少ないため、最悪の場合はそのまま枯死する場合があります。
そのため休眠中も月に数回、軽く用土を湿る程度の水やりをすると細根や株の枯死を防ぐことが可能です。
寒い時期に水やりする場合は好天の続く気温が高い日を狙って午前中にごく少量の水やりし、気温の下がる夜間までにはほぼ乾いている程度にします。
春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性化成肥料を少量混ぜ込んでください。
【適温】
コンミフォラ・シンプリキフォリアは寒さとても弱いため、冬は暖かい場所で管理します。
特に休眠期に水やりする際は根腐れや株の腐敗を誘発しやすいため、可能なかぎり高温を維持してください。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。