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Dorstenia foetida f. Daruma

ドルステニア・フォエチダ ‘ダルマタイプ’

Dorstenia foetida f. Daruma ドルステニア・フォエチダ ‘ダルマタイプ’

ユニークな姿で大人気のダルマタイプのフォエチダです

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price : ¥3,200

stock : 1


ワ科塊根の代表種、ドルステニア・フォエチダ”の一品種、通称“ダルマ”です。


小型種のわりに塊根植物らしい風体で人気が高い 'Dorstenia foetida'(ドルステニア・フォエチダ)。
個体によって形状も様々で、一つとして同じ形の株がない魅力的な塊根植物です。

そんなフォエチダはアラビア半島からアフリカ大陸の東海岸にかけて広い範囲に自生しているためか、産地による個体差も大きく、40cm近い長さにまで育つものもあれば、横に広がるように育つタイプもあります。

基本的にはずんぐりとした株姿が多いのですが、この“ダルマ”は、そんな個体差の大きいフォエチダのなかでも特に塊根部分が丸く、球状に育つタイプになります。

一般的なフォエチダは株元が太り、主幹ともいえる太い幹の部分が上に伸びることが多いのですが、この“ダルマ”は主幹はあまり上に伸びず、ゴロンとした形に育ちます。
また、フォエチダの表皮は葉の落ちた跡がクレーターのようにボコボコとした跡になりますが、“ダルマ”はまるで石のように滑らかな表皮になることが多く、石ころから葉が生えているようにも見えます。

この凝縮された株姿は、古代の遺跡のような、某・天空の城のような、、、、なんともいえない独特の雰囲気があり、じっくり観察するとミニチュアな世界観に引き込まれてしまいます。

ちなみに小さな株のうちは基本種とほとんど違いはありませんが、成長するに従いその差は顕著に現れます。

もちろん、ギュッと詰まった株姿に育てるには水と肥料を辛めにし、長い長い時間をかけてじっくりゆっくり育てる必要があります。
いくら丸くなりやすい遺伝子を持っているとはいえ、肥培すると普通のフォエチダのような見た目になってしまうので、その点は注意しましょう。


【サイズ】

幹高:約6cm(葉含まず)
幹径:約φ4cm

【科・属】

Moraceae Dorstenia
クワ科ドルステニア属

【原産地】

園芸種

【置き場所】

ドルステニア・フォエチダは基本的に明るい場所を好みます。
休眠から目覚め、葉を展開し始める春の成長期は適度に日光の当たる場所で管理します。

ただし、あまり日光が強すぎると葉が赤く焼けたり、塊根が衰弱し株が枯死してしまうことがあります。
適度に遮光した環境で管理しましょう。

【水やり】

成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ドルステニア・フォエチダは成長期は水を好むため、勢いよく成長している時期は用土が乾き切る前に水を与えます。
成長期間中は長期間断水しないように注意しましょう。

秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。
ただし、休眠期も長期間断水すると細根が枯れてしまい、株にダメージが残ってしまいます。
休眠期間中も月に数度、天気の良い暖かい日にごく少量の水やりをし、細根の枯死を防ぐようにしましょう。

春に芽吹き出した際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ドルステニア・フォエチダは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
休眠中も適度に日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。