isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Pachypodium horombense

パキポディウム・ホロンベンセ

Pachypodium horombense パキポディウム・ホロンベンセ

膨らんだ花冠が特徴の中型種、パキポディウム・ホロンベンセ

Pachypodium horombense パキポディウム・ホロンベンセ image_1 Pachypodium horombense パキポディウム・ホロンベンセ image_2 Pachypodium horombense パキポディウム・ホロンベンセ image_3 Pachypodium horombense パキポディウム・ホロンベンセ image_4 Pachypodium horombense パキポディウム・ホロンベンセ image_5

price : ¥11,000

stock : 1


らんだ花冠が特徴の中型種、“パキポディウム・ホロンベンセ”です。


マダガスカル - 南東部に位置するフィアナランツァ州が原産です。
標高500-1,000mの範囲に広がる“ホロンベ高原”と呼ばれる乾燥した平原の花崗岩でできた丘陵などに自生しています。

種小名の 'horombense' は、正基準標本となる個体が自生地であるホロンベ高原(Horombe plateau)で採取されたことに由来しています。

太った幹とトゲだらけの枝を持った、パキポディウムらしい特徴を備えた中型のパキポディウムです。
成熟した個体は高さ1.2-1.4m、幹の直径60cmほどの大きさに成長します。

表皮は鈍い光沢のある灰褐色からサンドベージュをしていて、株が老齢するにつれて滑らかな質感となります。

でっぷり太った幹からは太く短い枝を伸ばします。
同属の 'Pachypodium rosulatum'(パキポディウム・ロスラツム)に似た見た目をしていますが、パキポディウム・ホロンベンセの枝は幹の根元付近からも発生・分岐する点が特徴です。

枝の先端からは光沢のある濃い緑色をした長方形の葉を展開します。

春先から初夏にかけて長い花序を伸ばし、明るい黄色をした花を咲かせます。
花弁は5つ持っており、合弁花冠の下部が袋状に膨らむ点がパキポディウム・ホロンベンセの大きな特徴の一つです。

この花冠の形状は、花粉媒介者が花冠内部で這いずって花粉の採取をしやすくするためと考えられているようです。
なぜホロンベンセだけがこのような特徴を持っているのでしょうか?自生地に虫が少ないのでしょうか、、、?

性質もそこそこ丈夫で、パキポディウムらしい特徴を備えた優良種です。


【サイズ】

幹径:約φ5cm
株高:約21cm(葉含む)

【科・属】

Apocynaceae Pachypodium
キョウチクトウ科パキポディウム属

【原産地】

マダガスカル - フィアナランツァ州

【置き場所】

年間を通して日光のよくあたる場所で管理します。

パキポディウムを栽培する上で、日光はとても重要な要素です。
日光が不足すると幹や枝が徒長したり、株の腐敗や根腐れ、害虫の発生を誘発します。
また、パキポディウムは風通しの悪い場所も嫌います。

気温の高い季節は可能な限り屋外で日光や風に当て、硬く締まった株になるよう育てましょう。

【水やり】

成長期の春から初秋にかけては、用土が乾燥してからたっぷり水やりします。
株が小さいうちは比較的水分を好みますが、ある程度の大きさに成長したら乾湿のメリハリをつけて水やりしましょう。

気温の高い季節は露天で栽培し、水やりは雨水に頼っても問題ありません。
ただし雨ざらしにする際は用土の量を少なくしたり、鉢や用土を乾きやすいものにして、なるべく早く用土が乾燥するようにしてください。

気温の低下とともに徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは断水して管理します。
ただし休眠中もある程度の温度や日光が確保できる環境の場合、月に数回程度のごく少量の水やりで細根の枯死を防ぐと、翌春以降の立ち上がりが良くなります。
また肥培や多水栽培で育てられた株は、冬季に長期間断水すると幹が凹み、元に戻るまでに時間がかかる場合があります。

休眠中に水やりする場合は、暖かく天気の良い好天が続く日を狙い、午前中に用土をほんの少しだけ湿らす程度水やりし、気温が下がる夜にはほぼ乾いている程度にしましょう。
ただし、休眠中の水やりは根腐れを誘発する可能性が高いため、実践する場合は慎重に行ってください。

春になると葉や花芽が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。

【肥料】

成長期の夏に微量元素が不足しない程度の肥料を与えます。
パキポディウムは肥料を多く与えると枝が伸びやすくなり、徒長気味になるため、肥料は控えめにします。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

パキポディウム・ホロンベンセは寒さに弱いので、冬は暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かに蓄えています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。