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Tylecodon cordiformis

チレコドン・コルディフォルミス

Tylecodon cordiformis チレコドン・コルディフォルミス

小型チレコドンのマイナー種、チレコドン・コルディフォルミス

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price : ¥12,300

stock : 1


型チレコドンのマイナー種、“チレコドン・コルディフォルミス”です。


南アフリカ - 北ケープ州のポート・ノロス(Port Nolloth)からハラスバーグ(Harrasberg)にかけてが原産です。
岩山の斜面の岩の割れ目や、わずかな窪みにたまった非常に浅い土壌などに自生しています。

種小名の 'cordiformis' は“心形の”という意味で、'cordis'(心臓)+ 'forme'(形)の合成語です。

1998年に新種として記載された小型種です。

塊茎は地中に埋もれるように発達し、茶色から褐色をした木質の表皮に覆われています。
小型種のため、成長しても塊茎は直径3-5cmほどの大きさです。

塊茎からは短い枝を伸ばし、種小名のとおり心形の小さな葉を展開します。
葉はやや肉厚で、表面にはわずかに白から透明の非常に短い微毛に覆われています。

春が訪れ、気温が上がると葉が枯れ落ち休眠に入りますが、夏に差し掛かるころに5cmほどの長さの花茎を伸ばし、チレコドン属らしい筒状の花を咲かせます。
花冠は緑色がかったクリーム色で、花の先端はわずかに反り返ります。

なお、同属の 'Tylecodon bayeri'(チレコドン・バイエリ)と非常によく似た見た目のためシノニムという説もありますが、 本種の方が大きな塊茎を有し、より茎が短く、葉が脱落した後の葉柄基部が枝に残り続ける、などの違いがあるとされています。
ですが2種を並べて比べてみても素人目にはなかなか区別が難しいのが正直なところです。


【サイズ】

株高:約3.5cm

【科・属】

Crassulaceae Tylecodon
ベンケイソウ科チレコドン属

【原産地】

南アフリカ - 北ケープ州ポート・ノロス(Port Nolloth)からハラスバーグ(Harrasberg)にかけて

【置き場所】

成長期である秋から春にかけては、直射日光のよく当たる場所で管理します。
寒い季節は雪が常に降り積もっているような厳冬地を除いて、屋外でも管理可能ですが、その際は雨や雪が直接かからない場所で管理しましょう。
また冷たい風が常に当たる場所だと、いくら冬型とはいえ葉が枯れ込んだり落ちる場合がありますので注意しましょう。

暖かくなってくると葉が落ち始めるので、その頃から少し遮光をし、風通しの良い場所で管理します。
夏の蒸し暑さに弱いので休眠中もなるべく蒸らさず涼しく過ごさせます。

【水やり】

夏の終わり頃の涼しくなってきた頃に徐々に葉が芽吹きだしてきますので、その頃から少しづつ水やりを開始します。
その際もいきなりたくさん水をあげると腐りやすいので、少しづつ水やりします。
また、チレコドン・コルディフォルミスは水が多すぎると枝が長く徒長しやすくなるので、丈の詰まった株にするには水やりは控えめにします。

春から初夏にかけて葉が落ち始めたころから徐々に水を控え、夏は完全に断水します。
チレコドン・コルディフォルミスは大きな株でも、暑い時期に水をあげると腐ってしまうことがありますので注意しましょう。ただし、小さな株は保水力がないため、休眠中に干からびてしまうことがあります。
休眠中に水を与える際は、月に数回涼しい日の夕方に軽く水やりする程度にします。

【肥料】

成長期の初秋や春に数度、微量元素が不足しない程度に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

チレコドン・コルディフォルミスは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうですが、冬季でも最低気温は5度を目安にしましょう。
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。