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Astroloba skinneri

アストロロバ・スキンネリ

Astroloba skinneri アストロロバ・スキンネリ

爬虫類の表皮のようなアストロロバ・スキンネリ

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price : ¥4,200

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の自然交雑種、“アストロロバ・スキンネリ”です。


南アフリカが原産で、乾燥した草原の灌木の陰やガレ場などに自生しています。
種小名の 'skinneri' は、19世紀に中央アメリカで活躍した植物コレクター、ジョージ・ユーレ・スキナー氏(George Ure Skinner)にちなんで命名されました。
ちなみになぜこのような種小名がついているのかは、不明です。

このアストロロバ・スキンネリは、記載された当時は純血種とされていたらしいのですが、近年では 'Astroloba corrugata'(アストロロバ・コルガータ )と、'Haworthia pumila'(ハオルチア・プミラ)の自然交雑種と考えられています。
同じユリ科であるアストロロバ属とハオルチア属は、姿・形を含め、とても近縁なため、自然下でも属間交配が起こり得ることがあるようです。

鋭角に尖った三角形の葉を積み重ねるように育つ中型種で、栽培環境下では20cmほどの高さにまで育つこともあります。
淡緑をした肉厚の葉はガッチリとした硬い質感をしており、表面にはゴツゴツ、ブツブツとした凹凸があります。
この爬虫類の表皮のような、武骨な質感がたまりません。

ところでこのアストロロバ・スキンネリですが、アストロロバとハオルチアの交雑種なので、それぞれの属名を合わせた'Astroworthia'という造語で呼ばれる場合もあります。
また、'Astroloba bicarinata'(アストロロバ・ビカリナタ)と呼ばれる場合もあり、一体どれが正式な名称なのか、混乱してしまいます。


【サイズ】

株高:約12.5cm

【科・属】

Liliaceae Astroloba
ユリ科アストロロバ属
※アロエ科(Aloaceae)とする場合もある

【原産地】

南アフリカ

【置き場所】

アストロロバの仲間は日光が強すぎると葉が焼けてしまうので、午前中のみ日光の当たる場所や、適度に遮光した環境で管理します。
ただし、あまり暗い場所だと茎や葉が徒長し、アストロロバ・スキンネリ特有のみっしりと密集した葉が間伸びして形が崩れてしまいます。

成長期である秋から春は、一日のうち数時間は日光のよくあたる場所で管理すると徒長を防ぐことができ、よりしまった株になります。
また、夏の蒸し暑さで腐ってしまうこともあるので閉め切った室内で管理する際は換気に注意し、風通しの良い場所で管理します。

【水やり】

アストロロバ・スキンネリの成長期は春と秋の涼しい季節です。
春と秋は土が乾いたらたっぷりと水やりします。

梅雨入り以降の蒸し暑い季節は、あまり水をやり過ぎると蒸れて腐ってしまうことがありますので、土が乾いてから夕方以降の涼しい時間帯に軽く水やりする程度にします。

冬になると成長が止まりますので春までは月に2回ほど、天気の良い暖かい日に軽く水やりする程度にします。
ただし、あまり水を断ちすぎると根が枯れてしまい、成長が遅れてしまうことがあります。

【肥料】

成長期に数回、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

アストロロバ・スキンネリは寒さには比較的強いので、温暖な地域では通年屋外で管理可能です。
冬季に屋外で管理する場合は簡単な温室や霜よけができるようにしましょう。

雪が積もるような厳冬地や、頻繁に0度以下になるような地域は室内で管理したほうが安全に越冬できます。

【害虫】

アストロロバの仲間は根ジラミやカイガラムシがつきやすく、乾燥する冬は特に注意します。
これらの虫は湿度を嫌うため、霧吹きでたまに水をかけてあげるとある程度予防できます。

もし葉に白い点々(カイガラムシ)がついてしまった場合は、薬剤を散布するか、綿棒などでこすり落とします。
虫が全体についてしまった葉や、枯れて弱った葉はなるべく除去しましょう。

用土にオルトラン等の薬剤を混ぜ込んでおくと害虫はある程度予防できます。