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Pachypodium baronii var. windsorii

パキポディウム・ウィンゾリー

Pachypodium baronii var. windsorii パキポディウム・ウィンゾリー

魅力の赤花種、P.ウィンゾリー

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price : ¥14,700

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少な赤花パキポディウム、“パキポディウム・ウィンゾリー”です。


マダガスカル最北の州 - アンチラナナ州が原産で、岩山の窪みや、乾燥した森に自生しています。
種小名の 'windsorii'(ウィンゾリー) は、20世紀初頭にアンチラナナ州で最も高い岩山を要塞として利用した ウィンザー城(Windsor Castle)周辺で採集されたことから命名されました。

赤花で有名な 'Pachypodium baronii'(パキポディウム・バロニー)の変種とされ、基本種のバロニー同様に赤い花を咲かせます。
数あるパキポディウムの中でも赤い花を咲かせるのは、このウィンゾリーと基本種のバロニーのみです。
個人的には基本種のバロニー、そしてウィンゾリーの花はパキポディウムの中でも1・2を争う美しさだと思います!

基本種との違いとしては、ウィンゾリーはバロニーに比べて基部がより丸く太りやすく、大きさもやや小ぶりな点です。
また、基本種のバロニーは大きく育つまではあまり分枝せずに単幹で育つことが多いのですが、ウィンゾリーは子株のうちから分枝しやすいようです。
そしてウィンゾリーのは成長はバロニーに比べてやや遅く、大きな株になるには相当の年月がかかります。

ウィンゾリーの大きな魅力である花にも違いがあり、バロニーの花弁(花びら)が細い手裏剣のような型なのに対し、ウィンゾリーの花弁は丸い円形に近い形をしています。
また、花の中心部が黄色から白に染まる特徴があります。

ウィンゾリーの自生しているマダガスカル北部は一年を通して温暖な地域です。
そのため基本種のバロニー同様、パキポディウムの中でも最も寒さに弱いといわれているので冬の管理は十分注意しましょう。


【サイズ】

株高:約17cm(葉含む)
※挿し木

【科・属】

Apocynaceae Pachypodium
キョウチクトウ科パキポディウム属

【原産地】

マダガスカル北部

【置き場所】

一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。
パキポディウムの仲間を栽培する上で日光はとても重要です。
日光が不足すると幹や枝が徒長しやすくなり、日光不足の状態で長時間栽培すると根腐れを起こしたり、株の内部から腐敗しやすくなります。
特にパキポディウム・ウィンゾリーは寒さに弱いので、冬場でも日光のよく当たる場所で管理し、寒さに当てないようにしましょう。

また、風通しの悪い場所ではカイガラムシが発生しやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりや風通しには特に注意しましょう。

【水やり】

成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
直射日光の当たる場所では真夏は毎日水やりしても問題ありません。むしろ梅雨明け以降は雨ざらしにし、雨風に当てた方が調子よく育ちます。

秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉や花芽が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

パキポディウム・ウィンゾリーはパキポディウムの中でも最も寒さに弱いので冬は暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かにつけています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。